2019.05.03 Friday

ふりーむコンテスト受賞しました(+序盤語り)

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    GLANETRIX 完全版が第14回ふりーむ!コンテストの3Dゲーム部門で銀賞を受賞しました。
    正直なところ、周りで見かけるゲーム達が凄すぎて自信が無くなってきたところだったので、受賞通知のメールが来たときは一瞬本当なのか疑いかけました。
    結果発表のページはこちら
    コンテストの結果発表時にはTwitter経由で知り合ったゲーム製作者様方からお祝い頂けて嬉しかったです。

    ・・・とまあ、前回の記事からえらく間が空きましたが、また語ろうという気になればちょこちょこ更新しようと思います。

    そしていきなり話が変わりますが、ここからは主にゲーム序盤で意識したポイントの解説になります。
    ネタバレは序盤に関するところのみ。

    ・エミアが村にやってきたところで話が通じなくて笑いの種にされる
    実はこれは自分の体験から掘り出しました。
    大学のコンピュータ研究会に見学したときのことです。
    そこまで気にはしてませんが、結果的に作品に昇華できたので良かったと思います。

    ・キリルが海で溺れる
    これも自分の体験です。
    あのときの恐怖と絶望感を忘れるはずがありませんが、ライフセーバーに助けられて事無きを得ました。
    その一連の顛末を同級生の笑いの種にされるのは心底許しがたい…
    とはいえ、その思いも作品に昇華したことでうまく手放せたのではないかと思います。

    ・アトラ団の解散が早い
    これは意図的なもので、どういう意図かというと
    「序盤は早めに話を動かしたい」というものです。

    僕自身、フリゲが序盤で止まってそれきりになってしまうことが結構あるので、
    自分のゲームでそうなられるのは嫌でした。 序盤で飽きるというと変な感じですが、あまりモチベーションが湧かない原因に「話が進むのが遅い」というのがあるのだろうと思いまして。
    個人制作となると、オープニングに派手なムービーシーンを入れるようなことは非常に難しいですから、序盤で没入感を起こさせるのには別な工夫が必要…と考えてのことでした。
    その試みが成功したかどうかは、聞いてみないと分からないでしょうね。

    ・村人たちの語彙や表現が貧弱
    「狭いコミュニティに属すること」がどのような影響を及ぼすのかというと、
    語彙が偏るんですよね。
    村で生活するのに必要なものに偏ります。
    具体的には「恋愛対象」という語彙が出てこなくて「嫁さんを選ぶみたい」とか。
    「モテない」をわざわざ「もてない」と書いたりするのも語彙の貧弱さを間接的に表しているものです。
    (作中で賢い方のキャラクターが「モテる・モテない」と言っていたら、より差別化が図れたでしょうね)

    村でエミアの話が全く理解されなかったのも、使っている語彙が違いすぎたからです。 レッフが作中で「同じ言語を使っているかどうかも分からん!」と言いましたが、
    実際に知らない言葉を並べ立てられて、さもそれらが知ってて当然のように扱われると、
    (本当に同じ日本語で話してるのか…?)
    と思うこと、ありませんか?
    言われたことならありますw

    アトラ団の連中にも似たようなことが言えます。
    この場合は語彙よりも「アトラ団の一員であるかどうか」がその人たちにとって重要な訳です。

    街の住民たちもアトラ団は恐怖の対象なので、目の前の人が団員であるかどうかは重要な情報です。 しかし、オッフェルの街を訪れたばかりのキリルやエミアにとっては心底どうでも良いことで、
    察しの早いエミアはすぐに話を聞いて理解しますが、
    偏った村育ちのキリルにはピンと来なかったのも無理はないことです。

    ・ハーケンがキリルに影響される
    ここは作中で語らせた通りかな・・・?
    キリルと同じ村で暮らしてたハーケンは事あるごとにキリルを見下してはからかっていたのですが、(ハーケンとレッフがパーティに居る時に解説文で読めますが、プレイしていれば普通に伝わる?)
    自分にはモンスター退治をする実力が無いのに対し、(与えられるダメージがすごくしょぼい)
    キリルは格段に違うダメージを入れて退治できる。
    この状況を目の当たりにすれば、ハーケンも悔しさや無力感を覚えるでしょう。
    キリルが旅に出た後、何らかの葛藤があったはずです。
    モンスター退治はできないけど、「村の作物を差し入れる」ならできるし役に立てるという結論になったのでしょう。
    彼はストーリー中の重要人物ではないので、ここまでは掘り下げていません。
    (無理矢理掘り下げても、メインキャラへの関心を削いでしまうことになると思うので)

    ・ヴァイスが幼稚な悪役
    ヴァイスは、言うなれば子供時代に嫌な思い出を味わわされた悪ガキ共の、ワル成分を煮詰めたような存在です。
    彼の設定では、魔人になる前は悪ガキを地で行く人間でした。

    今でも悪ガキは嫌いですが、不思議と自分のキャラクターにしてしまうと嫌いという感情が湧くどころか愛着が芽生えるばかりです。

    ・海岸でウェイドが悩み事

    ドゥール邸(エミアの家)で一泊した後、ウェイドが勝手に出て行ってて海岸で悩み事をしていたシーンがあって、
    ウェイドはその中身まで明かしてくれませんでしたが、 少し前までウェイドはアトラ団のリーダーをしており、その暮らしが板に付いていたところにキリルとエミアがオッフェルの前を訪れては団員を倒す。
    ウェイドもアトラ団の面目のために、本心では望んでいないのを押し殺してキリル達を懲らしめようとするが退けられる。
    その先でエミアに、本心ではアトラ団のリーダーなどやりたくなかったことを見抜かれた。
    キリル・エミアと3人でヴァイスやモンスターを退治する
    ・・・など、ウェイドにとってはあまりに急激な変化が訪れた訳です。
    また間が空くかとは思いますが、なにかの機会で更新したいと思います。
    それではまた。
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