2017.07.23 Sunday

Plug and Mix「Retro Compressor」

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    Plug and MixのVIP Bundleに含まれている「Retro Compressor」のレビューをします。



    まず、このメーカーはアナログの名機のモデリングを多く出しており、どれも高品質でシルクのような滑らかな出音に整えさせてくれます。

    ところがこのRetro Compressorの場合、製品のページやマニュアルを読んでもモデリングした元の機種の情報が出てこないので、特定の機種のモデリングではないものだと思われます。

    とはいえ、我々の世代(筆者は92年生まれ)には馴染みのないものですし、
    ぶっちゃけ出音さえ良ければ関係なし!です。


    retro(復古趣味の)と名前にありますが、
    どんな音でも古めかしいサウンドプロダクションのそれに変化を〜というものではなく、
    モダンなサウンドプロダクションにも十分、いえ十分すぎるほどの役割を果たしてくれます。


    バンドルのシリーズで中央に最も重要なパラメータのノブを置くように統一してあり、
    そのCompressノブでリダクションとメイクアップを同時に行います。
    下部のR-2/R-4/R-8のスイッチでコンプの掛かり具合が調節できますが、
    プロセス自体が違うと思えるほど大きな変化です。

    R-2は薄っすら持ち上げ・リダクション
    R-4はデフォルトですが最も一般的な掛かり具合で、基本はこれで十分でしょう。
    R-8は極端に掛かり、通常コンプに求められるダイナミクスの整形よりも、エフェクト的にモリモリ効かせる用途でしょう。

    スレッショルドとレシオで視覚的に調整するものではないので、上部のメーターと耳を頼りにしながら調整するしかないです。
    (メーターの下にちょこっとGR(ゲインリダクション)とだけ書いてありますが、分かりにくいです)

    アタックタイムは0.2ms~20msと一般的な範囲と思います。

    左上のTrim、右上のMakeupノブはどちらも音量を調整するものですが、
    Trimがインプットの音量を、Makeupがアウトプットの音量を上下するものです。

    ここで注意が要るのが、プラグインによって一般にMakeupがインプットを持ち上げるのかアウトプットを持ち上げるのかが異なるという点です。
    ここは下手に耳で判断しようとするよら、それぞれのマニュアルを参照するのがいいかと思います。
    (異なる例として、WavesのC1のMakeupはインプットの音量を持ち上げます)

    ドラムの皮物、特にスネアに良く合います。
    出音がよく変わってくれるのでつい極端に掛けようとしてしまいがちですが、
    重厚なミックスには「一見して掛かってるか掛かってないか判りにくい」掛け具合が潜んでいると思っており、
    ここで冷静になってトラックが良い音になっているかをオン/オフして見極める必要があるでしょう。


    なお筆者はSONAR Artistを使っていますが、これに限らずバンドルのプラグイン全部が画面を開いた時に
    デフォルトのパラメータに戻されてしまうという現象が起こります。

    そこは画面上部のメニューのDISKから「Save Current Preset」を選択してプリセットとして保存することで、
    次回画面を開き直したときに保存時のパラメータが読み込まれる仕様のようです。


    製品紹介&購入 http://www.plugandmix.com/products/p870-Retro-Compressor/
    通常、バンドルが9で同等の製品が50本入りです(・・;)
    セールになるともっとお得…(筆者は2年前のブラックフライデーでのセール時に書いました)

    それでは、よいDTMライフを!
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